歌をしるべに ~短歌で綴る迷い道~

迷い道に入り込み右往左往する軌跡とか、痛みとか、時々は宝物も。

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知ってどうする

【想いには理由などないそう言った君が理由を知りたがったね】

だから私にも理由なんてない。
だけど不安だと君は言う。

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言葉とのギャップ

【美しい言葉を生んだその人の為人(ひととなり)には蓋をするべし】

代表格は石川啄木であろうか。
生身を知らない方が幸せなことって案外多いと思う。

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寒晒しの言葉

【詠っても詠ってもまだ春は来ず零下の風に凍てつくばかり】

届けたくて歌にのせる。
だが届く前に凍り付くのか、届いているのに打ち捨てられているのか。

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勢い

【真夜中に書いた手紙をポケットに「読んで」とねじ込んだ若かった】

あの頃はそういう大胆なこともできた。
今はもう口をつぐむばかりだ。


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訣別

【消えちまえ願うのならば自らが消え去る方が手っ取り早い】

思うようになるのは自分の行動だけだ。
だから私はあなたの前から姿を消すことにした。


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愛のカタチ

【義理という形のままで末永く続く愛こそ愛かもしれぬ】


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不安定な恋愛、安定感のある友愛や家族愛。
いろいろなカタチ、別々の形。

(Instagramやってます→https://www.instagram.com/shinka_mt/?hl=ja


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四年に一度の

【最後まで見届けるのが国民の義務とばかりにテレビ三昧】

寝不足気味である。
それでもやっぱり、それぞれの歴史的瞬間を見逃したくはない五輪。

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ちょっと我慢してから

【君からのメールはすぐに開かない最後に残す苺みたいに】

好きなものは最後に残す派。
あとでゆっくり楽しむのが好き。 

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いつまでも

【もう味も無いのに吐き出せずにいるガムのようだね長すぎた春】

すでに春、という感じでもないけれど。
ずるずると噛み続けている、この感じ。 

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空に助けられる

【胃袋に鉛の沈む朝だけど鳥は歌うし空は青いし】

気の重い予定のある日。
お天気が良いのだけが救いだ。 

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気圧されるほどの

【椋鳥の数珠玉のごと並びたる寒空からは降りしきる種】

時々電線に物凄い数のムクドリが居並ぶことがある。
あの下を歩く勇気はない。 

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口にしたものは

【細胞が剥がれ落ちてく幾千の糧が果たした結果としての】

皮膚だったり髪だったり月経だったり。
全ては口から入り身になったのち新陳代謝という名の死を迎える。
 

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寒い夜に

【温もりが恋しいレジの前にあるおでんだけでは足りない今夜】

手軽に温まることのできる昨今。
だけどやっぱり何か足りない。

(地方紙入選作品)

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灰の下で

【埋み火はまだ消えてない消してない探してほしい言葉の裏に】

もう消えてしまったかのような言葉ばかり交しているけれど。
ずっと燻っている火種はあって。

IMG_7516.jpg 





(Instagramやってます→https://www.instagram.com/shinka_mt/?hl=ja



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生きること

【生きてゆく者に食われるため死んだ命が美味い嫌になるほど】

命に感謝を、などと綺麗ごとを言うつもりはない。
ただ過去の「死にたい」を思い出し、その時の自分を殴りたくなった。


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たったの二文字

【好きというこの上もなくシンプルな言葉は何処で忘れたのだろう】

最後にこう言ったのは何時だったか。
使わない言葉はどんどん錆びてゆく。 

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感情の内訳

【喜びと憂いの占める割合が半々ならばたぶん幸せ】

プラスマイナス0なら上々かもしれない。
バランス的にはきっとこれぐらいがベストなのだろう。


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3周年

1095日、1095首。
この書き出しで始まる記事も、はや3回目(笑)・・・もうそんなになるんですねえ。
自分で言うのもなんですが、1095日の間よくもまあ毎日やってきたなと思います。ただ、ここまで来るともう当たり前の日常なので、さほど大変でもなかったりします。
これも、いつもここを訪れて応援してくださる方がいらっしゃるからこそ。本当にありがとうございます!

さて、この1年もいろいろありました。2年目は入院騒ぎなどもありましたが、3年目はおかげさまでまあまあ元気でした。生活がガラッと変わった1年でもあり、実生活は充実していたように思います。それから特筆すべきは復縁というか復活愛というかwご縁が再び繋がることの本当に多い1年でした。もう不思議なぐらい。占いなどは全く詳しくないのですが、何かそういう星回りだったのでしょうね。

短歌に関しては・・・なかなか苦しい思いをした1年だったように思います。そして今もそれは続いています^^;言葉が本当に出てこなくなりました。そりゃそうだ、ほとんどインプットしてないもんなぁ。。。
だからと言って今のところは短歌をやめようとは思わないのですが、案外突然、ある日ぱったりと詠むのをやめる日、なんてのが来るのかもしれません。そうですねえ、誰かひとりでも私の歌を読んでくださる人がいる間は続けるかなw
昨年は、短歌研究新人賞で佳作をいただいたり、河野裕子短歌賞で入選したり、全国紙に掲載していただいたり、目標としていたところに手が届いて嬉しかったこともあります。しかし、それ以外の成績については鳴かず飛ばずといったところ。でもこれが今の実力、しかと受け止めておきましょう。

短歌を作り始めて3年と数か月が過ぎ、私にとって短歌とは何なのか、改めて考えることが多くなりました。
実は先日、短歌を通じたお知り合いの方にもお伝えしたことなのですが、どうやら私には短歌を実生活の中に置きたくない、という想いがあるようです。もちろん私の作る歌には実生活に即したものも多いのですが、リアルで解決しきれなかった何かをパラレルワールドである短歌の世界で消化してバランスを取っているような感じです。
私だけの大切な世界、それが短歌。もちろん、どの歌も誰かに伝えたい想いがあって生まれます。それは家族だったり友人だったり、好きな人、好きだった人、過去の自分、未来の自分、そしてそれ以外の誰か。その時によって様々です。必ず私の歌の先には誰かがいます。
にもかかわらず、リアルの人間関係とは切り離したところに置いておきたい短歌の世界。・・・自分でもよくわかりませんが(笑)私にとっての短歌は今のところそんな感じです。その世界で私は真香という名前で生きていて、実名の私とはまた別の人格のような。
だから、リアルにお付き合いのある方で私が歌を詠むことを知っている人は本当にわずかですし、短歌を通してリアルなお付き合いをする気持ちに積極的にはなれないのも、そのあたりがきっと関係しているのでしょう。

そんな短歌と私、に気づき始めた4年目です。
なんだかややこしい私ですが(笑)、今後ともお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます。

真香
 

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正しくはなくても

【正しさが最適解でない時の諦めに似た冬空の色】

グレーをすんなりと受け入れられるようになったのはいつの頃からだったろう。
白と黒だけの世界は息苦しい。 

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名湯

【今晩は城崎の湯でとびきりの贅沢をする桃色の粉】

寒い、温泉に行きたい。
コレクションから選んでささやかなご褒美。

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スーパーブルーブラッドムーン

【満月の夜は明るい新しい魂の音ラで満ちるから】

満月や新月の夜にはお産が増えるとか。
今夜は皆既月食やスーパームーンも重なって、あちこちで神秘が起こっているのだろうか。


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後悔先に立たず

【生命を預かっていたはずの手が滑ってしまい還らない水】

人間にうっかりはつきものだけれど。
そのために小さな命を危うくしてしまうこと、これほどの後悔は他にない。

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パンとしての価値

【限られた時をひとつのパンとして分け合ったから血肉になった】

時間は無限ではない。
お互いの時間を持ち寄って与え合う、そんな関係でありたい。

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ひと皮剥けば

【物分かり良さそうな貌してるだけ黒い言葉を吐いてないだけ】

言いたいことは山ほどある。
口をついて出たら最後、誰も幸せにはならないだろう。

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言えなかった

【本当に欲しいものほど言えなくて言えば消えてしまう気がして】

ちょっとしたおねだりをしようかと思ったけれど。
やっぱり恥ずかしくて言えなかった。

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盲目

【君がもし塩をさし出し甘いよと言ったらたぶん信じるだろう】

何事に対しても疑いの目を持っているのに、信用している人の言葉には弱い。
こういうのが実はいちばん危ういのかもしれない。 

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だって本当のこと

【これからはずっと二人だよろしくねそうねあの世に行く日まではね】

こんなことばっかり言うからかわいくないといわれるのである。
大丈夫、独りになる覚悟はできてるから先に逝けばいいよ。


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光りの奥に

【キラキラの言葉で綴る日記から浮き出してくる「必死」の二文字】

私がひねくれているだけなのだろうが。
某SNSを読むと疲れる理由のひとつはこれだと思う。

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赤い糸の伝説

【かりそめの糸だったのだ紅くても切れ端だけが小指に残る】

たしかに繋がっていた赤い糸。
切れ端をほどいてしまうこともできなくて。
(毎日新聞『毎日歌壇』 1/22 米川千嘉子氏 選 入選) 

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美味しいのと可愛いのと

【その昔プリンみたいと笑ってた色褪せた髪いまは三毛猫】

カラーリングから時を経た髪をプリン頭などと呼んだ。
だけどそう呼べたのはいつまでだったか。

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