歌をしるべに ~短歌で綴る迷い道~

迷い道に入り込み右往左往する軌跡とか、痛みとか、時々は宝物も。

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日の当たる場所

【陽だまりを下さいだけど隅っこのほうでいいです ひそり の似合う】

日の光を浴びるのは大好き。
だけど晴れがましいところは苦手。

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硬いものだけが残って

【もうどこに置き去りにしたのかさえも覚えていない優しさだとか】

感謝の気持ちとか思い遣りの心とか。
最初からそんなものはなかったのかもしれない。

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玉葱のように

少しずつ見えない皮を剥ぎ取られ丸腰だからいつも勝てない】

心を開くということは無防備になることでもある。
無防備な心は傷つきやすく、少しのことで針が振れてしまう。

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夢か現か

【朝が来てスマホを握りしめたまま眠った夜の会話が遠い】

昨夜の会話をぼんやり思い出す。
夢だったり夢じゃなかったり。

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夢に見たものは

 【目が覚めて美味しかったという割に何を食べたか覚えていない】

何故か夢の中で食べたものの味がしっかり残っていることがある。
だけど何の味かわからないので、味覚なんていい加減なものかもしれない。

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粗食

【本日のお品書きです「白ご飯・納豆・卵・青葱」以上。】

こんな感じで済ませてしまうことも多々。
卵かけご飯という素晴らしいシステムを考え出した先人に感謝。

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遠い場所で

【旅の空 君を照らした夕焼けを一時間後に追いかけている】

地球上のどこに居ても浴びる夕陽は一緒だ。
空に国境はない。

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共鳴

【南国の雄が宿した魂の故郷の女ここに集えり】

鄭成功の母親は日本人であった。
異郷の地で感じるシンパシー。

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歓迎光臨

【ランタンを揺らした風は「歓迎(フアンイン)」とふんわり頬を包んでいった】

しっとりとした南国の風。
優しい空気と優しい人々。

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Instagram

少し前から写真に短歌をつけて遊んでいます♪

以前からInstagramはやっていました。が。
ずっとフォト短歌に憧れながらも、出不精・筆不精・写真不精と三拍子揃った私はなかなか実行に移すことができず。まず苦手な「写真を撮る」というハードルを越えなくてはいけなくて(当たり前だ)、それがもうあまりに高すぎて。

でも意を決して(いちいち大袈裟)いざやってみると面白い!
実は写真に言葉をのせることで、枠にはまってしまっている感のある自分の言葉の壁をぶち破ることはできないか、と思っていたのですが、やはり写真も形は違えど自分の表現の一手段に過ぎないので、あまりそれには役に立ちませんでした(涙)
ただ、言葉だけで考えているよりはイメージが膨らみやすかったり、逆に歌が先にできて「こういう写真を撮ろう」と思い立ったり、という新しい変化が生まれたように思います。

ところで。
InstagramもSNSのひとつではありますが、腕利きの方々が素敵な写真をアップしておられて、とにかく流れてくる画像を眺めているだけで幸せな気分になれます・・・(*´▽`*)ので、それだけでもフォト短歌を始めてみてよかったな、と思います。

ブログはあくまでも短歌を中心にしていることと、ただでさえ稚拙な写真をデカデカ載せるのは恥ずかしいので(笑)、サムネイルをアップしているのですが、まぁ見栄えはそれなりですね^^;
というわけで、もしよろしければこちらから直接
Instagramをご覧になっていただければと思います。
いろんな方の素敵な写真をたくさん見ることもできますよー


↓↓↓

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水に沈む

【そこだけが鮮やかすぎる水中花モノクロームの記憶に咲いて】

どうしても欲しくてねだって買ってもらった水中花。
昭和の香り、実は今また少し欲しくなっている。 

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対義語

【有無というアントニムだけ?そうじゃない生む苦しみと生まぬ苦しみ】

人の営みにおいて単純な二元論で語ることのできる対義語なんて無いのかもしれない。
それぞれの立場、それぞれの想い。
(NHK短歌 4月号 題「苦しむ」 坂井修一氏 選 入選)


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※こちらの記事でも取り上げた歌です。雑誌が発売になったので改めて。今回はフォト短歌にしてみました♪
↓↓↓

 http://shinkatanka.blog.fc2.com/blog-entry-822.html


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地味な存在

【艶やかな絹ごしたちと混浴の後にふやけた昆布を刻む】

地味で滋味な彼にはこんな役得もある。
そろそろ湯豆腐の季節も終わり。

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風を切って

【放課後の風になりたい子らの手は錆のにおいを握り続けて】

ブランコを精一杯こぐのが好きだった。
空を飛べるような気がしていつまでもこぎ続けた。

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我が家の味

【ぶつぶつと銀箔色の釘を煮て錆びて曲がれば春の訪れ】

いかなごの新子漁が解禁になった。
家々から甘辛いくぎ煮の香りが立ち込めるのももうすぐ。

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初めての夢の国

【銀幕の空をダンボが飛んでいるあんなに耳がはためいている】

当時、家庭用ビデオはまだ普及していなかった。
ボロボロになるほど大好きだった絵本の世界が生き生きと動くことの感動たるや。

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人を憎まず

【許されてわたくしは今ここにある許せなかった罪を背負って】

「許す」ことは本当に難しい。
「許す」と思うこと自体がもう、おこがましいのかもしれない。

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生きるということ

【生きてゆく営みとしてみしみしと春の息吹を噛み締めている】

ただ、淡々と。
こんな風に過ごしていけたなら。

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異星の人と

 【故郷(ふるさと)は地球ですという挨拶を星座をたどり呟いている】

天気の良い日の夜には必ず空を見上げる。
宇宙旅行、生きている間に叶うことはなさそうだけれど。


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これまでもこれからも

【忘れてはいけないこと忘れた方がいいこと忘れてもいいこと】

それぞれに理由があって向き合う形もそれぞれで。
なのに傷つけあってしまうこともある、今日は三月十一日。

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それはいつものことで

【「たったの」としょぼくれながら分け合って食べたらそれなりに満たされて】

たとえばあんぱんとかバナナとか。
時間だって結局そうだ。

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3月9日

【三月の九日が来てロミオメロンだと信じてたあなたを思う】

カタカナが苦手、なだけではない。
イベリ小豚とか、鼻冷えとか、そう思ってたらしいし。


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風はどこまで

【この風はあなたにも届いてますか同じ匂いを感じてますか】

風が強い。
寒の戻りの中に次の季節の気配は着実に。

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この先もたぶんずっと

【ああやはり駄目だと思う春なのに春だからこそ春だったから】

大好きな季節であることに変わりはない。
ただ、痛みを伴った記憶が消えることも、ない。

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春一番

【吹き渡る風をふわりと抱きしめて春のハープをはじいて空へ】

全身で春を受け止める。
少し霞んだ空を仰ぎながら。
(短詩の風 2017)

※「短詩の風」は、同時刻に一斉に短詩をツイートする、というTwitter上での企画。

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形あるもの

 【本当に欲しい言葉が見えなくて光るものだけ集めてしまう

見える形での後押しはやっぱり嬉しい。
見えない形を信じ続けてはいるけれど。

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午後を照らす

【空き瓶に集めておいた木漏れ日を心の陰る午後のランプに】

とにかく晴れているのが好き。
どんよりとしてくる一日の後半、こんな灯りがあればいいのに。
(大阪短歌チョップ2 うたのかべ)
 

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人知れず

【ぽんわりと心の奥で咲かせてる君想う花だれも知らない】

誰にも邪魔されない領域での想いは自由だ。
咲かせ続けるのも、散らすのも。
(ネット歌会 うたの日 歌題「奥」)

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月夜の晩に

【月の夜にトルコの塔でタンバリン叩いて踊るバンバンバババン】

昔、私が描いた落書きにこんなイメージだと友が曲をつけてくれた。
以来、タンバリンと言えばこの光景が浮かぶ。
(ネット歌会 うたの日 歌題「タンバリン」)

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寒空の下

【この空の下のどこかでいま君はたぶん泣いてるそんな気がした】

泣き出しそうな空になるとまだ次の季節には遠く。
いっそ雪なら慰めにもなるのに。
(ネット歌会 うたの日 歌題「多分」)

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